YAPC::Asia Tokyo 2011でtakeばかりだったのでgiveしていく

あっという間に終わってしまいましたYAPC::Asia Tokyo 2011
YAPC::Asia 2011だと思っていたんですが、下のつぶやきを見て「なるほどそうだったのか」とTokyoを入れ直しました。)

去年のボランティア参加が超楽しくて、なので今年も全部手伝いたいと思い、
941さんの

のつぶやきを見て速攻で「ボランティアやりたいです」メールをしたり、

を見て速攻で個人スポンサー参加しました。
普段の仕事でPerlを使わない僕ですが、YAPCは僕の中で楽しいお祭りなので「行動できることがあればすぐに」の結果です。
おかげで941さんから「ボランティア参加メールがすぐ来て嬉しかった」と嬉しい言葉を貰ったり、
個人スポンサーのページに表示されるという名誉を貰ったりしました。
個人スポンサーは最終的にかわいいTシャツまで貰えてお得感が満載でした。


ボランティア

ということでまずボランティアの話。
今年は会社勤めを始めたために3日間のうち2日間は通常参加、最終日だけボランティア参加をすることに。
「最終日だけのボランティアだと最後の片付けくらいしか手伝えることないんじゃないかな」
と思っていたら、その片付けさえもあっという間に終わってしまい「人が多い+みんな仕事理解しているってスゴい!」という驚きでいっぱいでした。
去年は個人的にかなりテンパったのでなおさらです。
みなさまおつかれさまでした。




個人的に安心して仕事できた理由は

  • ボランティア参加の人がたくさんいたこと
  • 去年に引き続いてボランティア参加している人がいること
  • そういう人がチームリーダーになっていて941さんと牧さんが安心して仕事を委譲できてるっぽかったこと
  • 牧さんがYAPC始まる前からdotCloud++って言うほどにシステム準備できたようなので、去年の「え?おかしい挙動する?ちょっとシステム確認してみる→やばい!問題あった!」なことがなさそうだったこと

などがあります。
「上にいる人があっぷあっぷになっておらず、ずっと座ってリラックスしている状態」だと下にいる人も安心して動けると思っているので、941さんと牧さんがあっぷあっぷになっていないというのはそれだけで心強かったです。



ボランティア人数が多かったことについては先にも書いた通り「仕事ないんじゃないか…」という不安がありました。
ただそれについても、交代要員のおかげでボランティアもセッションを見に行ける余裕ができて良かったように思います。
他にも、片付けの時に「ガムテープで床の芝生を取る」という去年とは違った仕事を貰えたのもボランティア人数が多かったおかげでしょう。



そして今回嬉しかったのは941さんの打ち上げ参加です。
去年は「赤帽の助手席に乗ってライブドアに戻る941さんをみんなで見送る」という、いかにもBGMがドナドナのようなシーンがあったんですが、
今回はSAGAWAさんに全部お任せできるということで941さんとの初打ち上げが実現しました。
企業スポンサーが多かったおかげでしょうか。ありがとうございますありがとうございます。


一般参加

次に一方参加者として。
PrePANの話が好きでした。



僕がPerlを好きになった理由は
「何だよ、この$とか@とか%とか!わけわかんないよ!」

「え、$calar?@rray?え、そんな意味があるの?なにそれかわいい!(%はよくわかんけど)」
と変わってきたところからで、そこから
cpanってのを使うと簡単にいろんなことできるぞ」
「わからなくてブログで質問したら教えてくれた」
みたいな流れでどんどん好きになっていきました。



未だにPerlをガリガリと書けないでいます。
でも、僕はPerlPerlのコミュニティが好きです。
ボランティア参加もPrePANの中で出てきた「コミュニティへの恩返し、コミュニティへの貢献意識」が動機で、
「発表できるものがないならせめて恩返し」なところから始まりました。



他の勉強会でも色んな人に会うわけだけど、YAPC::Asiaにはたくさんの人が居て、たくさんの話が聞けます。
Perlの話も聞けるし、Perl以外のこと、開発手法だったりインフラの話だったり他の言語の話なんかも聞ける。
それはとても貴重なことで、普段仕事をしていて「自分しか悩んでないんだろうなぁ」と思って試行錯誤してることも、
ここで聞くことで案外他の人も同じ悩みを持っていることを知ったり、またその解決方法自体があることを教えてもらえたりします。



Perlの知識足りなくて声かけられない」という思いは今もあるのですが、
「自分の会社のシステムを良くしていくために話を聞きたい」という気持ちがあって、
「どういうテストやってるんですか?」とか「どういう開発方法ですか?」みたいな話を聞いたりしました。
転職していった先輩たちや前職の先輩にも会えたので今の会社の話を聞いたり、
今までの仕事とどこが同じでどこが違うという話も聞きました。



give-and-takeで言うと、僕は色んなセッションや話を聞いてtakeばかりです。
これをPerlの方へすぐにgiveできる自信もまだありません。
ただ、今回得た知識を会社に持っていき、会社のシステムを良くしていくことはできると思っています。
そういう知識が積み重なって会社が良くなって、その結果でPerlコミュニティへgiveしたいと思います。



ということで、「あっという間に終わってしまった」とか言ったけど会社に還元するまでがYAPCだと思っているので「俺たちのYAPCはまだ始まったばかりだ!」な意識でこれからを過ごします。
キッズ・リターン的に言うと

YAPCもう終わっちゃったのかな。
馬鹿野郎!まだ始まっちゃいねえよ!

ですね。これからこれから。


おまけ

そういえば、去年同様、来年のYAPCページを探そうとポチポチやってたら既に作成されていて、レスポンスを見てみると

Last-Modified:Mon, 15 Aug 2011 04:05:48 GMT

ってなってて「アレ?そんな前なの?」とか思ってたら、その後

なつぶやきを見て「おぉ、すごい」と思いました。



あと、YAPC::Asiaのいろんな写真見てるとカメラ欲しくなりますね。一緒に仕事をした方々ありがとうございました。