ネガティブ方向の話がテーマだったと知らずにエンジニアの未来サミット行ってきた

パネラーの一覧と学生との対談ってキーワードだけで面白そうと思って行くこと決めてたから「泥が何とか」とか「10年下積み」とかそういう話になるとは思ってなかった

  • 全然調べずにカンファレンスとかセミナー行っちゃうのはちょっとまずいかな。モチベーション上げるための手段になってるからどんどん行きたくなっちゃうんだよな。


第一部は学生との対談だからもっと身近な話ばかり出てくるのかと思ったら何だか変に「日本の会社」とかそういう抽象的な話題になってた。

  • 自分が学生の時は不安な気分とかなかったから「何が不安なのか」とかそういう学生の言葉をもっと聞きたかったな
  • やっぱり弾さんと吉岡さんの絡みが面白いな。時間気にせずで良いならずっと見ていたい気分だった。
    • 両方とも反論+極論に近かったりするから平行線になってまとまらないのかな。聞いてる側からすると似たようなこと言ってるのになぜか言い合いになってる感じが面白かった。
  • id:naoyaが上手い具合に話を戻してくれたんだけど、結局ふんわりしちゃった。
    • 「もっと色んな情報を学生に教えてあげたいからどういうことを知りたいか教えて欲しい」って言葉は学生にとっては嬉しい言葉だったと思う。
  • id:nipotanの発言がもっと聞きたかったな。デザイナーで仕方なくコード書く方に行ったらそっちの仕事にハマったとかそういうのが身近な話で良かった。あと残糞感発言とてもよかった。
  • 今日の企画はひがさんの「月一回ひがやすを飲み会」のお知らせだったってことで良いと思う。


第二部は打って変わってテーマが奇麗にまとまってた。

  • id:tokuhiromの「飲みに行くから仕事切り上げって感じにすると酔ってその後は仕事できなくなるから仕事とプライベート上手く分けられて良いよ」って発言笑った。でもやっぱりみんな仕事とプライベートはそんなに分けてない印象だった。
    • id:Yoshioriの「夢の中でコンパイルエラーが起きてわぁって起きたり誰でもするよね。」とかなってみたいな。


全体通して、泥臭いだとかIT業界が暗いだなんてことよりも「より良くしよう」って前向きな考えをもってる人ばかりだったのが印象的。

  • と言うか、「泥がなんとか」って話をするセミナーだったってことに行ってから気づいたよ。
  • あと、「SIerSIer」っていっぱい言葉が出てきたんだけど、意味わからないまま聞いてた。SIerって何かよくわからん。「友達がよく使ってたなぁ。もっとちゃんと意味聞いておけば良かった」ってちょっと後悔した。ISPの会社に勤めてるけど、そんな単語周りの人使わないんだよな。


以下メモ。聞き間違ってることあるかもなので間違いあればコメントください。

オープニング

  • イベントの企画動機・経緯
    • ITのイメージが悪くなってるっぽい
      • 業界の実際を伝えたい
    • ひがやすを氏がIT業界のネガティブ面のことをブログに書いた

アルファギークvs.学生 - エンジニア業界の過去・現在・未来、そして期待と現実

自己紹介
  • 学生
    • スーツ萌え
    • 「パソコンに精通してないので空気読めない発言しちゃうかも」→弾氏「私が一番読めないから大丈夫」
  • アルファギーク
    • 弾さんと吉岡さんの絡み
    • ひが氏から経緯の説明。泥ばかりでもないし、良い所でもないからそういうのを全部言いたい。
会場の年齢
  • 25-29歳が一番多く、次が30-34歳のIT業界にいる人ばかりなので「学生に向けて」という目論みがいきなりずれた笑
  • 吉岡氏から
    • ITって言っても色々分野があるから、話をしていて各々の話がズレてしまうことがあるので気をつけよう
  • じゃあそれぞれのセグメントを聞いておこう
    • ひが氏:会社はSIer。でも、自分は自由にできてる。オープンソース
    • 吉岡氏:ソフトウェア製品開発、販売。OS作って売ってるプログラマ
    • 伊藤氏:Webサービス。独立系。ただ、前職のニフティでは作り方が違った。ニフティは企画して協力会社さんに作ってもらう。
    • 谷口氏:ライブドアは色々やってる。データセンターもある。昔は受託開発もやってたけど、お金回りがあんまりよくなく、効率がよくなかったので今はやってない。
    • 弾氏:組み込み系以外は一通りやってる。今コンサルティングをやってるけど、自分で手も動かしてる。
泥のように働くって何?
  • 谷口氏:はてなキーワードでは何て書いてある?抽象的でよくわからないよね。
    • 10年って定義がよくわからないし。自分は違う業界から来たから(ホントに肉体労働だった)特に泥が何とかってことに対して何とも思わない。
  • 伊藤氏:そもそもの記事でカンファレンスでの泥発言を大きく取り上げ過ぎ。
    • 元々の発言者は土台作りがあってシステムが作れるんだよってことを言いたかったんだと思う。
    • 実際にすごいできる人が入社してすぐに何かデカいもの作れるかと言ったら作れないと思う。周りに一緒に作る人がいるわけだし、自分一人で作るのとはわけが違う
  • 吉岡氏:発言主に言葉を選んで欲しかったなと。どのセグメントかもわからずIT一緒くたに思われてしまった。
    • メディアは面白おかしく取り上げるのは仕方ないのだから、もう少し言葉を選ぶべきだったと思う。
    • 下積みでの学習もあると思うよ。
  • ひが氏:巻き気味なので学生にバトンタッチ→弾氏「そうそう。そう思ってたんだよ」
  • 学生:泥のように働いてるってIT業界だけじゃないと思うんだけど、何でIT業界だけ強調されてるの?
    • 弾氏「日陰で評価されずに働くってのが意味として含まれてると思う」
    • 最近IT業界がとりあげられ始めたから強調されてるだけじゃないかな?
    • 「泥のように」の定義がよくわからないな。
    • 博士取っても企業はそこを評価しないから泥のように働いてるのと同じような気がする
      • 弾氏「Google行くといいよ」
みんなのアンケートから
  • 35年定年説について。大学卒業して10年経って32歳だから日が当たるのは3年だけなの?
    • ひが氏:35歳でSeasarに関わり始めた。35歳定年説なんてない
    • 吉岡氏:人のせいしちゃダメ。これ今日の結論だから。自分でやりたければやればいいんだよ。
    • 伊藤氏:1年ぐらいは下積み。自分に日が当たったのは社会人3年めぐらいから?だと思う
      • さっきから話に出てる「プログラミングやればいいじゃん」でプログラミングを書ける人は問題ないと思う。
      • 問題は自分がプログラミングを書けるかわからない人、どうしていいかわからない人だと思う。
      • そういう人は「自分は何ができるか、何が面白いか」を考えるのが良いと思う。
    • 谷口氏:「何となくデザイナー制作やってみたい」ってところからWeb業界に入ってきた。
      • 仕事がなくなって仕方なくコードを書き始めたわけだけど、それが自分にとっては楽しすぎたのが今もコードを書いているきっかけ。
      • 前に某SIerさんと話をしたけど、その人たちは20代で「コード書きたくない」って言ってた。そういう人が定年説を作ったんじゃないかな?自分にはそのネガティブ思考がわからない。
    • 吉岡氏:受託屋さんは作ったものを企画会社にあげてしまうのでモチベーションが下がるんじゃないかな?オープンソースや自分でサービス作ってると自分とアタッチするのでモチベーションが上がると思う。
コードに興味がある?できあがったものに興味がある?
  • 学生(CTO):自分のコードにはあまり興味ない。作ってできたものに興味がある。(この発言に弾氏がショック受けてた)
    • 伊藤氏:コードに興味がないってのもあっても良いけど、一応CTOは技術面を見る人だから興味は持った方が良いと思う
    • 学生:
      • はてなのインターンに参加したときに自分の技術がまだまだだと感じたけど、自分の技術を社会に役立てたい。
      • お客さんから感謝されると嬉しいからそういうことをしたい
      • コードよりも製品を見たい。大学に入ったときにはコードを書きたいと思ったけど、実際に勉強して行くうちに「製品を作って行くプロセス」に興味を持った。コードを書く人とのコミュニケーションのためにプログラムを勉強したい。
    • 弾氏:僕はiPhoneを見ると加速度センサーまで見える。製品を見たときにそこまで見たい。
    • 伊藤氏:技術を知ってるとそこから製品が作れる。加速度センサーの技術を知ってるからiPhoneが作れるように。
    • 学生:技術を知ってると「これはできない」の判断ができると思うから技術を身につけたいとは思う。
    • 吉岡氏:それはないよ。作ってみないとわからないから。
      • あと、弾さんは言葉でみんなの背中を押そうと語ってるんだけど上手く伝わってなんだよなぁ。伊藤氏はコードで表現していて、そういう人が増えるともっとみんなコードに興味を持つんじゃないかな?
    • 学生:外から「泥のように働け」って言われるのは嫌。自分の好きなコードを書きたい。
    • 弾氏:好きなことやってるうちに成功するという例もあるよ。
    • 谷口氏:アルファギークって言葉が謎すぎる。自分自身はアルファギークだとは思ってない。
      • アルファギークって「好きに発言してみたら社会が動いちゃう」ような人だけど、そういう人たちも実際はアルファギークって呼ばれるまでは下積みがあったよ。
    • ひが氏:とりあえず泥にこだわっても生産性がないから、もうちょっと話の幅を広げましょう。
SIという業界にいる人が結構いるからひが氏自身の話
  • 吉岡氏:ひが氏に質問。SIerに入ると受託をするよね。そういう業務をやりつつSeasarを作って会社に認められたんだと思うんだけど、どうやったの?
    • ひが氏:自分は人を管理するのがあんまり好きじゃなく、コードを書くのが好きで、だから会社の評価も低かった。
      • ただ、左から貰ったものを右に渡して差額を設けるってのはいつか崩壊するよと会社に訴え続けていた。コードを書ける人を大切にしないといけないと伝えた。
    • 吉岡氏:そういうことを自分でやったというのが大切だと思う。言うだけで手を動かさない人は多いけど、手を動かした成功例があるってのはみんなの希望になる。
    • 弾氏:でもそれって「運がいい」って言われちゃう
      • 吉岡氏:「そりゃ運がいいに決まってるけど、宝くじ買わなかったら当たらないでしょ。まずは動かないと。」
    • ひが氏:歳取ったらマネージャになるみたいな会社のルートが決まってるかもしれないけど、そのルートから外れて世の中を認めさせる一歩を踏み出さないと人生は変わらない。
      • 何か動き出そうとしてる人は、まずOSSに取り組んで一歩踏み出すのが良いと思うよ。
マネージメント議論
  • 弾氏:(マネージメントの話と、OSSが良いって話に絡んで)OSSは規模にもよるけどマネージャが足りないという例がある
    • 伊藤氏:マネージメントは大事。インターンの力を活かせなかったのはこちらの責任もある。
      • 35歳定年説の話とかになるとみんな管理者おざなりにしてプログラマの話になるけど、マネージメントはおざなりにしちゃダメ。
      • マネージメントが上手くまわっている時はエンジニアも生き生きする
      • そして重要なのはそのマネージメントが技術を持っていないといけない。
    • 吉岡氏:プロフェッショナルな人が管理をやるのが重要
      • OSSは金になるか?は無駄な議論で、どうやって金にするかを考えるべき。
    • 学生:質問。Seasarをマネージャが理解してたらOSSに行かなかった?
    • ひが氏:会社では自分の名前もコードも出ない。自分はOSS好きだし、だからOSSで出して、また製品をより良いものにしたかった。
    • 会場から:Seasarを出した後に会社はどう変わったの?
    • ひが氏:変わってきている。まずはコードを書けるようにならないといけないということで新人研修をやり出したりしている。
技術力について
  • 会場から:学生時代からコードを書いてるといいと思うのだけど、そういう経験なく社会に出てしまうから問題なんじゃないかと思う。そういうことに解決方法はあるか?
    • 吉岡氏:それは解決できない。自分の人生は自分で決めなさいという話。
    • 伊藤氏:吉岡氏も弾氏もちょっと個人責任論に偏り過ぎなので自分の経験を話すけど、やっぱり勉強しかないし、勉強したら良い。
      • 自分は入社してから「技術がないとダメだ」と思い本を読みあさった。
      • 会社の仕事が忙しくて勉強できなかいって言うのなら会社やめたら良い。辞めても結構どうにかなるもんだよ。
    • 吉岡氏:自分の人生は自分の責任。自分が動物のカンでどこに行けば良いかを嗅ぎ分けないと。
    • 会場から:SIerは入社してからだんだんモチベーションが下がって行く気がする
    • ひが氏:技術力がないSIの会社は辞めた方が良いと思う。それと、下請けに流してるような企業も技術がなくなるからダメになるよ。
SIerって何?
  • 弾氏:SIerってのがよくわからない。外注はどうやってはじまったんだろう。
    • ひが氏:会社は社員を簡単に首にできないから必要以上に囲わないから。
    • 吉岡氏:会社は利潤が必要。人件費を削り出して負のスパイラルに入る。
  • 学生:中国やインドの事情はどうなんだろう?下請け孫請け問題は起きてないのかな?
    • 吉岡氏:技術がなく丸投げしてるビジネスモデルが崩壊するのは当たり前。
      • 中国やインドは技術がなくても丸投げせず本気で取り組んでる
    • 学生:じゃあ日本に足りないのは技術に足りないリスペクトなの?
    • 吉岡氏:それを評価する人が足りないし、ギークが足りない。
      • 技術者がそういう状況を作り出さないのも問題
    • 弾氏:IT業界ってのは生産業と違って人数で勝負ではなく、1人が200人分の仕事すればいい。
    • 学生:団塊世代がいなくなって何か変わらないの?
    • ここで吉岡氏と弾氏2人のターンでまとまらなくなった。話自体は昔の技術と新しい技術について。
どこの会社が良い会社なのか
  • 学生:(弾氏と吉岡氏の話が)あんまり良くわからないから違う質問したいんですけど。どの会社に入って良いかわからない。
    • 伊藤氏:学生はどういう情報がわかれば良いのかな?
    • 学生:リクナビとか以外の情報の取り方がそもそもわからない。
    • 伊藤氏:面白い会社はたくさん知ってるからその情報を学生に伝いたいんだけど、どうやって伝えたら良いか?
      • 学生も企業も両方ともが自己責任論になっちゃうと建設的じゃないからやめよう。
      • みんな面白い会社に行って、それ以外のつまらない会社が淘汰されたらいいじゃないか。
      • だからもっと学生と企業の距離を埋めたい
    • 学生:はてなのインターンに行ったけどとても良い会社だった。
      • でも、小さい会社は大変で、大きい会社だけが得してるよね。
    • 吉岡氏:小さい会社が大変なのは確かに当たり前。でも環境にしててもしょうがないよね。
      • 大きい会社だけが得をするという環境は変えられると思う。
      • インターンをして自分の会社の技術力を見せるなどすると学生に伝わりやすいから、小さい会社はそういうところで大きい会社に勝てる
    • 会場から:下請け多重構造が問題だと受け取ったのだけど、みんなどう思っているかもっと聞きたい
    • ひが氏:多重構造の上の方にいる会社はみんな潰れてしまえと思っている
      • 自分は会社の技術力を上げるように動いてる。まずは自分の会社を変えてみるのも必要だと思う。
まとめ
  • 弾氏:自分で何でやらないかが不思議。会社がダメだったら辞めても良いし、潰してしまっていいと思う。
    • 日本とかでかい話ではなく自分でどうするかが大事だと思う。
  • 谷口氏:今日の話は議論があんまりなくて、会場も学生たちも残糞感があると思う。
  • 伊藤氏:学生の考え方が結構毒されてるので、既に業界にいる自分はどうしたら良いかなと感じた。
  • 吉岡氏:自分の人生は自分で決めるしかない。
  • ひが氏:ひがやすを飲み会を月一回開くからみんなおいでよ。何か話そう。
  • 学生:
    • 今日の話を聞いて学生に足りない部分があると感じたけど、企業側も色々と変えてほしいと思った
    • 学生は動いてない人が大多数だからもっと変わらないといけないなと思った。
    • 技術をもっと付けたいと思った。
    • 小さい会社が大きい会社に勝てると良いな。

エンジニア、デザイナーたちの"30代"の生き方・考え方 - あのころの理想と今を熱く語る

仕事・仕事感
  • 受託の仕事について
    • 高井氏:CTC入る前はWeb系にいたけど、今のSIという職種とは結構やり方が違う
    • 湯本氏:Web系は個人がお客だけど、SIerは企業のオーダメイド
    • 松野氏:自分の会社は受託やってないのでお客さんがユーザ
    • 和田氏:SIerとWeb系が違うのはWeb系はサービスを出して終わりではなく、そこからスタートだと思う
  • 学生さんに自分の仕事のどこを押したい?
    • 高井氏:何がしたいかによるかも。集客したいならWebとか。
    • 松野氏:サービスは会社にいなくても作れるよ。
    • 湯本氏:コンサルは成果物が表に出にくい。表に出る頃には自分の手を離れているので。
    • 大谷氏:SIerもそうですね。
    • 和田氏:個人でできないことが経験できる。集客数が多いので障害とかそういうの。
  • 会社持ってる人の話も聞いてみましょう
    • 米林氏:自分は小さい会社なので何でもやってる。大きい会社がうらやましいって思うこともある。
    • 山田氏:自分も何でもやってる。経理とかまで。
    • 古川氏:ロケットスタートでも4000人くらいの会社でも、やってること自体はあんまり変わらなかった。
      • 大きい会社だと1億PV集めるとかミッションがあるけど、小さいと楽しくできるってのが違ったりするね。
  • 会場から:何でIT業界に入りましたか?
    • 山田氏:元々古物商やってて、HTMLとか書いてたらそれが仕事になっていった。手段が仕事になった。
    • 米林氏:他の仕事に比べてこの業界は世界に挑戦しやすい
    • 和田氏:元々は特に考えなかったけど、今はユーザのダイレクトなリアクションが楽しい。
    • 大谷氏:バイトで運用とか監視やってたら興味でた
    • 松野氏:運営からコーディングまでやっててユーザとコミニュケーション取れるのがモチベーションを保てる
    • 古川氏:呪いの掲示板をやってたら結構盛り上がって、そこからだらだらと。
    • 高井氏:大学に入ったのが96年で、インターネットをやったら興味が出てた
    • 湯本氏:ノリで。ISPでバイトしてて。居続ける理由は自分がやったことがダイレクトにすぐ返ってくる。
    • 庄司氏:お金がなくて仕方なくがきっかけ。
  • IT業界ならではのコミュニティ
    • 庄司氏:Javaのコミュニティやったらひが氏と知り合って、それで松野氏と知り合って…とかで、コミュニティひとつやってたらどんどん知り合いが広がって行った
    • 大谷氏:コミュニティやったら物理的に会わない人と色々知り合うようになった。
    • 米林氏:この業界はTwitterとかで飲もうって言ったら気軽に飲めたりとかそういうのがある。
    • 高井氏:学生さん視点で言うと、違う業界の人との知り合いを増やした方がいいと思う。この業界は付き合いがこの業界に偏ったりするので。
    • 湯本氏:終身雇用も終わってるし、会社だけに目を向けない方が良いよ
    • 古川氏:IT上で会えるのはIT業界の人になってしまうので他の業種とも絡んだ方が良いと最近思ってる
      • 最近はスチュワーデスと絡んだ。合コン的な意味で。
    • 庄司氏:飲めなくてもコミュニティに参加できるからそれを言い訳にしないでほしい。
    • 山田氏:名古屋にいる時からコミュニティに興味があって、そういうのに参加してたら東京に来ちゃった。これ重要。
  • コミュニケーション力に関連して英語力について
    • 和田氏:必要なスキルになってる。自分も苦手で勉強していかないとと思ってる
      • ただ英語さえできれば技術が中途半端でもいいってのは間違い。技術があった上で英語もできた方が良い。
    • 湯本氏:新しい情報は英語で入ってくる。でも母国語はちゃんと話せないとダメだからそっちもしっかり。
      • 英語はあくまで媒体。
    • 高井氏:自分もパッチ書いたりするときに英語書いたりするけど、それはそんな難しい英語じゃないからどうにかなるよ
    • 大谷氏:英語に恐怖心持たない方が良いよ。技術書とかも英語だったりするし。ただ、英語で話が通じるのはエンジニア同士だからっていう前提があったりもするけど。
    • 米林氏:(今までの話をふまえて)ただ、自分が20歳に戻れたら英語やりまくってたな。英語喋って自慢したいとか。
  • これをやっておいて良かったということ。
    • 庄司氏:25歳から何も持たずにこの業界に入って来て、何をやっておけば良かったかと聞かれればそれは全部だよね。
      • でもサポートの仕事はやっていて良かったと思っている
    • 湯本氏:自分がやりたいと思ったことをやる習慣
    • 高井氏:人がやっていないことをやったのが良かった。ググって誰かやってたらやらない。出てこなかったら自分でやってアウトプットする。
    • 古川氏:訴えられたり、警察沙汰になることがあるので法律はやっておいた方が良いなと思った
    • 松野氏:麻雀やっておけば良かった。若いうちは遊んでおけば良かった
    • 大谷氏:遊んで色んな人と会っておけば良かった
    • 和田氏:精神論だけど、自分で考えてスキルを上げて行くということ
    • 米林氏:若いうちに色々遊んでほしい。色々な人とあっておいた方が良い。
      • 特にIT業界は女子の比率が低いので女子と会える機会は逃さない方が新しいアイディアとかも貰える
    • 山田氏:色んな人に会っておくと良い。大人になればなるほど専門分野の方の人とばかり会うことになるから分野関係なく会うのが重要
ライフスタイル
  • どんなプライベートを送ってる?
    • 米林氏:私生活が充実すると仕事もノってくる
      • どんなに忙しくても毎週土曜日はバスケ。たまにマラソン。家だと動画鑑賞(ニコニコ動画とかだよ)
      • 学生の頃は30歳の自分は見えてなかった。おっさんだと思ってた。楽しくないと思ってた。でも実際は今が一番楽しい。
    • 庄司氏:仕事とプライベートを分けようとか良く言ってるけど、自分はわけてない
      • 気になったら家でもやってるし、仕事中でもカード支払いの電話したりする
      • 1日8時間は人生の中で多い。それが「仕事」って感じで切り離しちゃうとつまらなくなっちゃうと思う。
    • 山田氏:自宅兼仕事場なので仕事とプライベートの境目はない
      • 女という立場で言うと最近は恋愛とかご無沙汰だったりする
  • 仕事とプライベートの切り分けはどう?
    • 庄司氏:切り分けられてる人はホントに切り分けられてるの?
      • 夢の中でコンパイルエラーが起きてわぁって起きたり誰でもするよね。
    • 古川氏:仕事中でもニコニコ動画見て一日終わって上司に怒られたので最近は考え直している所
    • 松野氏:飲みに行くから仕事を終わりにするってパターンにすると酔ったらその後仕事できなくなるからいいと思うよ。
    • 大谷氏:OSSをやってると、思いついた時が実装のときになってくる。
    • 高井氏:でも、もっと仕事とプライベートを切り分けてほしいな。せっかくプライベートな時間なので新しいことにチャレンジしてほしいな。
    • 和田氏:自分も別れてない派だけど、プライベートで好きなことをしていると結果的に仕事に繋がってるだけだと思う。
      • 最近トライアスロン出たいとか思ってるし好きに生きたらいいよ。
  • 40,50歳になった自分を想像したことある?想像するとどんな感じ?
    • 湯本氏:すぐ先の未来もわからない。3年後全然違う仕事してるかもしれないし。
      • 3ヶ月後くらいの長さで考えると軌道修正もしやすいかも。
    • 高井氏:30の今と20歳の違いを考えると、違う気づきがあった。って考えるときっと40,50になった時も新しい気づきがあるだろうからそれが楽しみ。
会場からの質問
  • 会場から(メガネスーツ):ホントのオフのときに電話で急に仕事の話来てもすぐ対応できるの?
    • 庄司氏:対処しないとどうしようもないから対処したというのが正直な所だし、それによって会社に不満もあったから給料を上げる交渉材料にもした。
      • でも、結果的にはそういう時間はあって良かったと思っている。
      • あと、アルゴリズムを考えついたときにコードを書かずにはいられない性格だ
  • (もう一つ質問)スチューワーデスとの勉強会の結果は?
    • 古川氏:和田氏と一緒にいったんだけどテンプレートみたいな返事が返ってきた。(和田氏:ホント、テンプレートだった)
  • 会場から:解決困難なときだとか、モチベーションが上がらない仕事がまわってきたときにどうしてるの?
    • 和田氏:出来上がった後の自分を想像する。そうすると楽しくなる。自分すごくね?って思える。
    • 庄司氏:モチベーション上がらなくてもできないといけないかなと思う。
      • 毎日のゴミ捨てにモチベーション上がらないのとやるので同じで処理しちゃう。で、飲み会とかで愚痴を叫ぶ。
    • 湯本氏:自分もプロジェクトに関わっている以上そういうことはある。でも自分で声を上げないと気づいてもらえないから声を上げるのは重要
    • 大谷氏:ゴミ捨てのようには自分はできなくて、自分のやりたいことを後にもってくる(もしかしたら自分はMかもしれない)
    • 古川氏:やりたくないことは先延ばしにしておくと半分くらいやらなくていいことになってたりするよ。
  • 会場から:タスクとして落ちてきているものと、将来的にやっていきたいこと・繋がることの比率は?
    • 庄司氏:9:1でモチベーションが上がらないタスクがほぼ
    • 湯本氏:8:2でやらなくちゃいけない仕事の方が多いけど、それをやらないとプロジェクトが進まないってことがあるのでささっと済ませる。
    • 高井氏:7:3でタスクの方が多いけど、特に嫌じゃない
    • 古川氏:1:9でタスクが少ない。タスクは仕組みやオペレーションで回せるのでバイトさんとかにやってもらう
    • 松野氏:わからない。日によって業務も違うので。ただ同じようなことはやらないようにしてる。
    • 大谷氏:6:4でタスクが多いけど、もう一つの方は仕組みで会社の将来的なこと。
    • 和田氏:4:6でタスク。資料作りとかミーティングがタスクで、そういうのは減らしたい。
    • 米林氏:8:2。経理とかそういうのもやらなくちゃなので。
    • 山田氏:1:9にもなるし9:1にもなる。全部が会社を続けていくためのことになるので、やらなきゃいけないことって考えるか将来に繋がるって考えるか。
  • 会場から:服装について
    • 高井氏:必要な服装をしたらいい。客先とか行くならしっかりするとか。
    • 庄司氏:必要な服装。客先に行くときはスーツとかもあるけど、普段はビーサンとか。
      • 仕事なんだからスーツを着ることが武器になるなら着るべき。
      • 色眼鏡は目にいいからってことで自分は色眼鏡かけてるから色眼鏡で見られても仕方ない(←残念ながらスベッた)
      • ただ、こういう格好していると「なんだこいつ」って思われるから、その後ちょっとがんばると「おぉ」って思われていいよ。
  • 会場から:会社って何だ?一言で。
    • 湯本氏:「舞台」自分が楽しく生きて行くための舞台でしかない。
    • 高井氏:「一人で出来ないことをする」
    • 古川氏:「なんかミッションを与えてくれるところ」会社はミッションクリティカルであるべき。個人でやる時は曖昧になるから。
    • 松野氏:「仲間で仕事するところ」一人でやっちゃうと原色をフンダンに使ったサイト作っちゃうし、デザイナーも営業も必要
    • 大谷氏:「ボケとツッコミ」会社の外に何かを出すことも重要だけど、会社の中にも喜びを与える
    • 和田氏:「自己表現の場」間違ってることは政治的なこととか関係なく間違ってるというべき
    • 米林氏:「生活」ライフスタイルの一部になってる
    • 山田氏:「自分を育ててる場所かつ自分で育てる場所(家庭とか家族とにてる)」
    • 庄司氏:「人としての軸」自分を形成してくれる。
パネラー同士の質問
  • 会社を設立されたきっかけや良いこと悪いこと
    • 古川氏:字幕.in矢野さとるさんと何か作りたいなってことで作った。
      • 個人ではできないことができる。JASRACに個人でいってもダメだけど、会社だとOKでたり。
      • 個人で出来てしまう人が多いから「何で会社でやってるんだっけ?」ってなったりするのが難しい
  • ベンチャーから大企業へ転職して得たもの、失ったもの
    • 高井氏:福利厚生や安定を得た。失ったものはあんまりないけど、会社一丸となってってのがなくなったかも。
    • 湯本氏:大きい会社はルールがないとまわらないから個人の裁量が小さくなる。ただやりたいことの選択肢は広がる。
  • 古物商からWebデザイナーになって一番戸惑ったことってなんですか?
    • 山田氏:古本を扱ってたこともあり、周りはおじいちゃんおばあちゃんなのでのんびりと時間が動いてたけど、Webはスピードが速いよね。
    • 大谷氏:異業種から入りやすい業界だった?
    • 山田氏:MovableTypeでテンプレートを作ったり壊したりしてたら楽しくなって、ブログやってるような人に連絡取ってたらどんどん世界が広がって行った。
    • 庄司氏:どう思うも何も「金稼げる」ってことが重要だった
  • インフラ系のエンジニアと開発系のエンジニアでキャリアパスの違いがあるかと思うけどその違いは?
    • 和田氏:インフラオンリーの人ってそんないない気がする。アプリ作れたりとか。なのでそう変わらないんじゃないかな?
  • 会場から:どう評価されたい?
    • 古川氏:実は自分はあんまりエンジニアじゃない。やったけど結果が出ないってのはダメで、数字だけで評価されたい。
    • 米林氏:やっぱりそうで、どんなにすごい技術使っても売り上げが上がらなかったら意味がない。
      • 枯れた技術でも売り上げが良いサービスの方がお客にとって良いに決まってる
    • 庄司氏:会社からの評価か、お客からの評価によって話が変わってくる
      • YouTubeも買収されたから評価されてるけど、そうじゃなかったら赤字垂れ流して潰れてるだろうからお金だけで評価はできない
      • 自分は給料が低くてもお客の声が上がると嬉しい
  • 会場から:経営者側は技術者への評価をどうしてる?
    • 古川氏:短期的な売り上げがないと給料が払えないのでそこは我慢してもらうけど、将来に繋がることは評価して上げたい。
    • 米林氏:仕事以外のことでも将来に繋がることを評価するようにしてる
  • 会場から(ひがさん):給料に満足してるかどうかとその重要性
    • 庄司氏:もっと貰えるならもっと貰いたいけど、直結はしてない。
    • 湯本氏:大きな不満はないけど、やりたいことの方が優先度が高いのでお金には縛られたくない。
    • 高井氏:満足はしてる。ただ、給料は貰う側でなく支払う側の能力なのでそこは勘違いしない方がいい。
    • 古川氏:自分でやりたいことができてるからよい。あとは高井氏と同じで給料は支払う側の能力と同意。
    • 松野氏:不満はないけど、あればあるだけいいんじゃないかな
    • 大谷氏:妥当だと思ってる。給料は支払う側の能力に同意。
    • 和田氏:不満はない。ただ、日で割って自分がどのくらい貰ってるかは考えるようにしている。
    • 米林氏:給料払う側なので給料で評価してあげたい
    • 山田氏:支払う側の能力なのでそこは気をつけている
    • ひが氏:貰いすぎてるかなという気がしている。
パネリストからのメッセージ(キーワード)
  • 山田氏:「プロポーズ」会社を選ぶってのは結婚と似てると思う。会社を良くするために自分も磨くべきだし、会社によって自分が伸びていく関係が良い。
  • 米林氏:「力戦奮闘」毎日全力は難しいけど、何でもいいから一つのことに力をいれてやって行く。
  • 和田氏:「つくって育てる」一人でWebサービスを作ることに注目がいって運用が地味な感じになってるけど、初めに言った通り、Webサービス作ってからお客さんがついてくるわけだから、そこもちゃんとやろう。
  • 大谷氏:「自楽自習」ミクロにいこう!まずは周りから良くしていこう。自分が楽するために、自分が楽しくあるために学習して行こう。
  • 松野氏:「面白いことやろう」未来により良いものを作ろうと思ってる。
  • 古川氏:「ひとりの力」ひとりで会社も変えられるよ。
  • 高井氏:「いのちだいじに」業界のこととか考えても大きいからまずは個人から変えていこう
  • 湯本氏:「未来はつくるもの」人に未来を作られるのは絶対に嫌。今やってることが絶対未来の自分を作っていくよ。
  • 庄司氏:「一緒に作る未来」未来は明るくしようとしてるし、絶対明るくなる。だからみんなで明るい未来を作ろう。